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酒の花をお取り扱いいただいている名店特集

老舗すき焼き店・はり重が選んだ、
大阪生まれの「すき焼き専用」クラフトビール

創業107年の老舗すき焼き店・はり重が感じた「酒の花」の可能性

私たちfuns brewingの「酒の花」シリーズを扱ってくださっている色々なプロの方をお訪ねし、お話を伺う企画。今回お話を伺ったのは大阪・なんば「はり重」の藤本さま。
リアルな言葉から垣間見える一人ひとりの熱いこだわりから、酒の花シリーズの魅力を紐解いていきます。

大正8年、1919年創業。大阪・道頓堀に店を構える老舗すき焼き店「はり重」。

和牛のすき焼きを、着物姿の仲居さんが目の前で炊いてくれる特別な空間の中で、割り下の出汁の香りが立ち、鍋を囲む空気が少しずつほどけていく。そんな素敵な空間で、funs brewingの「酒の花レッドエール」を楽しむことができます。

すき焼きに、クラフトビール。
少し意外に聞こえる組み合わせかもしれません。実際、はり重の4代目である藤本さんも、当初はクラフトビールを食中酒としては少し距離のあるものと考えていたそうです。

「正直、クラフトビールは料理に合わないイメージがありました。コクが強いものが多く、バーでつまみと飲む印象で、料理に合わせる発想があまりありませんでした」

そんな藤本さんが、酒の花レッドエールを、はり重のすき焼きに合わせる一杯として選ばれたその理由は、単なる「新しいお酒」ではなく、はり重で過ごす体験にありました。

目次

美味しいだけではなく、記憶に残る体験を

藤本さんが初めに語ったのは、今の飲食店に必要な価値についてでした。

「最近は『バズる』『映える』などがありますが、長く続けるには『美味しい』は必須だと思っています。ただ、美味しいだけでも最近は難しい。美味しいのは前提として、その先をどうするか。高級なものにお金を払わなくても、そこそこ美味しいものが食べられる中で、あえてうちに来てもらうにはどうしたらいいか。そこは『体験』だと思っています。お金を出して美味しいものを食べるだけではなく、体験全体は、その店でしか提供できない。道頓堀という場所で、この部屋で、着物を着た仲居さんがいる、そういう体験は他にない。そこをもっとアピールしないといけない。変わらないものは『美味しいこと』。そこがずれるとお客様は続かない。一方で、美味しいだけではない体験や思い出、『美味しい以外の幸せ』を感じてもらう店づくりが必要だと、最近特に意識しています」

「美味しい」だけで選ばれ続ける時代ではない。だからこそ、来てくださったお客様に、料理だけではない時間を届けたい。そんな想いがありました。

では、その体験の中に、なぜ酒の花レッドエールが加わることになったのでしょうか。

興味の入口は、「大阪生まれ」と「すき焼き専用」

藤本さんがはじめ酒の花シリーズに興味を持ったきっかけは、funs brewingが大阪のブルワリーであること、そして、「すき焼き専用」「しゃぶしゃぶ専用」という食事とのペアリングを中心にビールを作ってる点でした。

「大阪の会社で、すき焼き専用・しゃぶしゃぶ専用のビールを作っている点が面白いと思ったからです」

さらに、はり重で過ごす時間に、地元のものを加えたいという思いもあったといいます。

「最近は『料理を出すだけ』ではなく、来てくださったお客様に楽しい体験を提供したいと考えています。店のつくりも、座敷で和牛のすき焼きを食べられて、着物の仲居さんがいるだけでも体験になります。さらに地元のものも楽しんでほしくて、大阪のお酒を置きたい気持ちが以前からありました」

ただし、コンセプトだけで提供を決めたわけではありません。

「味についても実際に弊店のすき焼きと一緒に確かめ『これならお客様に自信を持って勧められる』と感じました。大阪で作ったすき焼き専用のビールと、はり重のすき焼きを合わせて提供できる。その一連の体験を作れるお酒だと判断しました」

とプロの視点で確認し提供を決められました。

※はり重さんではすき焼きに加えしゃぶしゃぶもご提供されています。

すき焼きのオトモ「酒の花レッドエール」

今回ご紹介したい酒の花レッドエールとの「オトモ」はやはり、はり重のすき焼きです。

すき焼きには、割り下の出汁の甘みや香ばしさがあります。そして、和牛の脂の旨みがあります。そこに酒の花レッドエールがどう寄り添うのか。

すき焼きとの相性について、藤本さんが最初に挙げたのは、カラメル感でした。

「まずビールのカラメル感が、割り下の邪魔をせず合う点です。また、すき焼きでは、お酒に『洗い流してくれること』を求める部分も大きいと思います。和牛の脂があるので、特にビールには口の中を整える役割を求めがちです。最初はカラメル感がありながら、最後はすっきり洗い流してくれるところが良いと思いっています。」

酒の花レッドエールはカラメル感と共に爽快なホップの香りも特長。マスカットのようなさっぱりとした心地よいホップのフレーバーが後味をまとめ上げることで、次の一口へとついつい手が伸びてしまう、そんなペアリングを目指した一杯です。

老舗をもっと身近な存在にしていくために

藤本さんは、はり重の4代目。大学卒業後、すぐに家業へ戻るのではなく、一度、化粧品メーカーで会社員としてのキャリアを歩まれました。そして、その経験は今にも活きていると話します。

「会社員時代の経験は今とても良かったと思っています。上場企業で『今の常識』を学べたし、会社独自のやり方を見直すきっかけにもなりました。」

化粧品メーカーで働く中で感じたのは、よく知られているブランドであっても、若い人には少し距離を感じられることがある、ということです。そしてそれは、はり重にも重なる部分がありました。藤本さんは、その距離を少しずつ縮めようと取組まれています。


「はり重も、存在は知ってもらえている一方で、値段が高く、気軽に足を運ぶには少しハードルがあると思われている方が多いと感じています。そこを少しずつ崩していきたい。これまで出店していなかったようなイベントでも、声をかけていただければ参加する機会を増やしています。はり重と書かれたTシャツを着て、お客さまと直接やり取りすることで、『思ったより近い存在なんだ』と感じてもらう。イベントに出店する際も、お肉は良いものを使いながら、500円のワンコインに価格を抑えるなど、距離感を縮めるための取組みを行っています」

「大学生が彼女の誕生日に行く店として、イタリアンやフレンチと並んで選択肢に入ってほしいので、若いお客さんとの出会いの場を増やしていきたいです」

藤本さんは、最後に酒の花とすき焼きの組み合わせについて、こう語られました。

「ここでしかできない組み合わせだと思います。大阪のお店で、和室で、仲居さんが炊いてくれたすき焼き、はり重でしか食べられないすき焼きに、大阪の『すき焼き用のビール』を合わせていただく。『あそこに行ったら、美味しいすき焼きとぴったりのビールがあった』と思い出として残してほしいです。楽しかった、みんなで楽しい思いができた、という体験を味わってほしい。思い出づくりに貢献してくれるビールだと思っています。」

皆さんもぜひはり重さんへ足を運び、ここにしかない素敵な体験をぜひ味わってください!

店舗情報

おうちでも素敵な体験を

お家ですき焼きと酒の花レッドエールの体験を味わってみたい!

そんな方は下記のECサイトからボトルを購入いただけます。ぜひお家でも素敵な体験を。

取材・文:多田一範

funs brewingの商品開発責任者として「酒の花」レッドエールほか、様々な商品開発を担当。ビアジャッジ(ビール品評会審査員)。

撮影:森祥正

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