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酒の花をお取り扱いいただいている名店特集

「お寿司のように食べられる天ぷら」を追求する職人が選んだ
大阪生まれの「天ぷら専用」クラフトビール

「軽さ」を追求する天ぷら職人が感じた「酒の花セゾン」の可能性

大阪・ミナミの賑わいから少し離れた、玉屋町筋のビルの地下。
その扉の先に、食通たちが足を運ぶ天ぷらの店があります。

「天麩羅 安藤」。

カウンターはわずか8席。檜のカウンターが美しい凛とした空間で、コースは18時に一斉スタート。
店主の安藤さんが一品ずつ、目の前で天ぷらを揚げていきます。

ここの天ぷらは、驚くほど軽い。
EXVオリーブオイルを贅沢に使い、素材ごとに衣の厚みや温度、揚げ時間を細かく変える。
えびは香ばしく、白身魚は澄んだ旨みを残し、野菜はじっくりと甘みを引き出す。
食べ終えたあとに油の重さが残りません。

実際、この店の天ぷらを食べるためだけに、海外から5回も日本を訪れたお客様もいるそうです。
その理由は、一品一品に宿る緻密さと軽やかさにあります。

「お寿司のように食べられる天ぷらを目指しています」

そう話す安藤さんが天ぷらのオトモとして選んだ一杯が、
2024年9月からお店で取り扱いいただいているfuns brewingの「酒の花セゾン」です。
酒粕と清酒酵母で醸した、大阪生まれのクラフトビール。
喉越しだけで飲み切るのではなく、ワイングラスで香りを楽しみながら、食事とともにゆっくり味わう一杯です。

なぜ、細部までこだわりぬいた天ぷらに「酒の花セゾン」なのか。
安藤さんの言葉から、その理由を伺いました。

目次

安藤さんの天ぷらを食べてまず驚くのは、その「軽さ」です。
なぜ、そこまで軽さにこだわるのか。
その理由は、おいしさの先にある、お客様への思いにありました。

「とにかく、『もたれない天ぷらであること』です。どれだけおいしくても、もたれると『油ものはやっぱりだめだ』と敬遠されてしまいます。例えると、お寿司のように食べられる天ぷらをイメージしています」

もたれず、食べ終えたあとにも「おいしかった」と感じてほしい。
その思いが、油・衣・食材、一つひとつの選択に表れています。

なかでも安藤さんがこだわるのが、揚げ油です。
使うのは、天ぷらではあまり見かけないEXV(エクストラバージン)オリーブオイル。

「最も重要なのは使用する油です。オリーブオイルには、素材に浸透しにくいという特徴があります。その分、摂取する油の量が減りますし、素材の味も活きるので、揚げ物にとても適した油だと思っています。これまで天ぷらの世界では、オリーブオイルで揚げるという概念はあまりありませんでした。東京の有名店の方が食べに来られることもありますが、使っている人は少ないです。うちだけの唯一無二の天ぷらになっていると思います」

軽さへのこだわりは、衣にも。

「衣に空気をたくさん含ませるようにしています。そうすることで、中は軽く、外はサクッとした食感になり、口の中で消えていくような衣になります」

小麦粉の扱いも独特です。水と混ざると粘りが出やすく、その粘りこそが衣を重たくする。だから前日、前々日のうちにふるって冷凍しておきます。余分な湿気を抜き、サラサラの状態にしておく。水に落としたときすっとなじむかどうかは、この段階で決まると安藤さんは語ります。

また、素材の見極めにもこだわりがあるそう。

「例えばさつまいもは秋が旬と言われますが、採れたてを天ぷらにすると、必ずしもおいしいわけではありません。うちでは冬頃から、1〜2か月寝かせたものを使うようにしています。13~16℃に管理されたセラーで熟成させ、天ぷらに最適な時期を見極めるようにしています」

そして最後に、火の入れ方です。

「穴子は衣をややしっかりさせ、高温で一気に揚げることで、外はサクッと、中はふわっと仕上げます。逆に野菜は低温でじっくり揚げ、本来の甘みを引き出します。長いものでは1時間かけて揚げることもありますね。ものによっては、同じ素材でも部位ごとに揚げ方を変えたりもしています」

油を選び、衣を軽くし、火加減を変える。ひとつひとつは地味な判断です。その積み重ねの先に、「お寿司のように食べられる天ぷら」があります。

こだわり抜いた天ぷらに、合わせるお酒はどう選んでいるのか。
安藤さんの答えは「天ぷらに合うかどうか」の一点。では、何をもって"合う"と言えるのか——

「すっきりしていることです。白ワインでも甘口より辛口の方が合いますし、日本酒も基本的には辛口を多く置いています。以前はお客様が好まれるので赤ワインを置いていましたが、天ぷらとの相性を考え今は提供していません」

そんな安藤さんが「酒の花セゾン」と出会ったのは、店で提供するクラフトビールを探していた時のことでした。

「おいしいクラフトビールを置きたいと思って、いろいろと探していました。ほかのプレミアムなクラフトビールも試飲しましたが、ビールそのものの味わいとして、酒の花セゾンが一番だと感じたんです」

厳しい基準を持つ安藤さんですが、酒の花セゾンを初めて口にしたときの印象は、格別だったといいます。

「正直に言うと、飲んだ瞬間に『なんやこのビール、うまいな』と思いました。しかも、それが自分だけの感覚ではなく、多くの人が同じように評価していると聞いて、これは間違いないと確信したんです」

安藤さんが口にした「多くの人の評価」の背景には、酒の花セゾンがたどってきた開発の歩みがあります。
一般の消費者から料理の専門家まで、立場の異なる複数の人によるテイスティング調査を重ね、さらに天ぷらとのペアリングを確かめる場も設けながら、この一杯は磨き上げられてきました。
数多くの声に裏打ちされた味わいだからこそ、厳しい基準を持つ安藤さんの舌にも「間違いない」と映ったのだと思います。

さらに安藤さんの心を掴んだのは、「天ぷら専用」という言葉そのものでした。

「『天ぷら専用』のビールなんて、これまで見たことも聞いたこともありません。ほかにないですよね。単純に、めちゃくちゃ面白いと思いました」

10品を超える旬の素材をコースで提供している安藤さん。
その中でも、ぜひ酒の花セゾンと合わせてほしいのが「えび」と「白身魚」だといいます。

「えびや白身魚と酒の花セゾンは相性がとても良いと思っています。特にえびは柑橘を絞って食べることが多いと思いますが、酒の花セゾンは同じようなさっぱりとした香りがあり、良いアクセントとして一口をまとめ上げてくれます」

また、天ぷらを食べ重ねる中で、酒の花セゾンには「リセット感」がある点も相性が良いと話します。

「油を流す、口直しをするような感覚があります。柑橘の感じが、油のあるものを重く感じさせない役割を果たしていると思います」

酒の花セゾンは、酒粕と清酒酵母で醸した『天ぷら専用クラフトビール』。
天ぷらの繊細な素材の味を邪魔しない、食中酒として生まれた一杯です。

安藤さんのお店では、一杯目に喉越しを求める方には別の選択肢も。
酒の花セゾンは、食事とともにゆっくり味わう一杯として供されています。

「ワイングラスで提供し、温度が変化してもおいしく飲めるビールとして、天ぷらと共にゆっくりと楽しんでいただくようお出ししています」

素材のポテンシャルを引き出す、繊細な揚げ分け。
そして、「天ぷらに合うかどうか」を考え抜いた専用クラフトビール。
皆さんもぜひ安藤さんのお店へ足を運び、ここにしかない一品と一杯を味わってみてください。

店舗情報

おうちでも素敵な体験を

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そんな方は下記のECサイトからボトルを購入いただけます。ぜひお家でも素敵な体験を。

取材・文:多田一範

funs brewingの商品開発責任者として「酒の花」レッドエールほか、様々な商品開発を担当。ビアジャッジ(ビール品評会審査員)。

撮影:森祥正

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