世界21の国・地域から1,459銘柄。IBC2026の受賞結果から見えたこと、そして「華灯」のダブル受賞!
Oct 20, 2026
2026年10月、世界各地のクラフトビールが東京・羽田に集まりました。舞台は、国際的なビール審査会「インターナショナル・ビアカップ2026(IBC2026)」。今年も多彩なビールが評価され、各地のブルワリーから喜びの声が届いています。
今回は大会の概要と注目の受賞銘柄をご紹介しながら、結果から見えてくるクラフトビールの面白さを考えてみたいと思います。
そして最後に、私たちfuns brewingからもうれしいご報告があります。
1,459銘柄を100名の審査員が評価
IBCは、日本地ビール協会が1996年から開催している国際的なビール審査会です。2026年10月3日~6日、東京・羽田で開催され、21の国と地域から374事業者・1,459銘柄が出品。海外からの出品だけでも487銘柄にのぼりました。
審査を担当したのは25の国と地域から集まった100名の審査員。そのうち61名が海外から参加しています。
銘柄を伏せたブラインド審査で、外観、香り、味わい、バランスなどを評価。ボトル/缶部門とケグ(樽)部門に分かれ、ビアスタイルごとに金・銀・銅賞が決まります。
重要なのは、単に出品銘柄を上から順に表彰する仕組みではないこと。スタイルごとに求められる品質を満たさなければ、金賞が選ばれない場合もあります。
さらに複数のスタイルを束ねたカテゴリーでは、金賞受賞ビールから「Category Champion(カテゴリーチャンピオン)」が選ばれます。今年選出されたのは、ボトル/缶で12銘柄、ケグで10銘柄の計22銘柄でした。
受賞結果から見える、3つの注目ポイント
① 王道のピルスナーで、日本のブルワリーが両部門のチャンピオンに
目を引くのは、伝統的なスタイルでの日本のブルワリーの存在感です。大阪のCRAFT BEER BASE「PILSENER」は、ボトル/缶部門のGerman Heritageカテゴリーでチャンピオンに。ケグ部門の同カテゴリーでは、横浜ビール「ピルスナー」が選ばれています。IPAや個性的な副原料のビールが注目されがちなクラフトビールですが、ピルスナーのような王道スタイルでも日本の醸造技術と味わいの完成度が高く評価される結果となりました。
② 伝統的なスタイルに「日本らしさ」を重ねる
ベルギー系スタイルのBelgian Heritageカテゴリーでは、ボトル/缶部門で兵庫・NAMI NO OTO BREWINGの「有馬山椒セゾン」、ケグ部門で岐阜・104 BREWERYの「SAKE セゾン」がチャンピオンに。セゾンという伝統的なビアスタイルに、山椒や酒粕を掛け合わせた銘柄が受賞しました。
既存のスタイルを大切にしながら、素材や発酵、食文化を通じて独自性を生み出す。日本のクラフトビールの可能性を感じる結果です。
③ 日本由来の素材や酵母を使ったビールづくりに、海外のブルワリーも挑戦
もう一つ興味深いのは、海外勢の挑戦です。日本にゆかりのあるスタイルでも、海外の受賞が見られます。ボトル/缶部門では「Yuzu Beer」で中国のHOPSCRAFTが銅賞、「Japanese Green Tea Beer」で中国のSchrodinger's Brewingが銀賞、「Sake Yeast Beer」では台湾のBuckskinが銅賞に。
もちろん受賞結果だけで市場の流行を断定することはできません。それでも、日本の素材や酵母を取り入れたビールづくりが国境を越えて行われ、評価されていることは、私たちにとっても刺激的なニュースでした。
そしてIBC2026で、私たちfuns brewingの
「華灯(HANABI)」が、2つの部門で金賞とカテゴリーチャンピオンを受賞しました!

華灯 1st(Strong/Alc.9%)|ボトル/缶部門
Sake Yeast Beer:金賞
Japan Origin:Category Champion
華灯 2nd(Light/Alc.5%)|ケグ部門
Sake Yeast Beer:金賞
Japan Origin:Category Champion
Japan Originは、清酒酵母を使うビールのほか、柚子や日本茶など日本に由来する特色を持つ複数のスタイルを含むカテゴリーです。
華灯は、このカテゴリーでボトル/缶・ケグ双方のチャンピオンに選ばれました。しかも同じビールの容器違いではなく、酒質の異なる2つの華灯がそれぞれ評価されたことを、とてもうれしく思っています。
華灯を生み出す鍵は、三重県工業研究所が開発したビール醸造用清酒酵母「BMK3」。一般的なビール酵母を使用せず、清酒酵母だけで発酵させています。
華灯 1st(Strong/ABV9%)の分析では、リンゴの蜜や洋梨を思わせる吟醸香の成分「カプロン酸エチル」が17ppm確認されました。
私たちが目指しているのは、日本酒に似せたビールではありません。清酒酵母の華やかな香り、麦芽の味わい、心地よい発泡感を組み合わせ、食事の始まりを彩る新しい「乾杯酒」をつくることです。
今回の受賞は、その挑戦への大きな励みになりました。開発・醸造に携わってくださった皆さま、応援してくださる皆さまに、心より感謝いたします。
世界の多彩なビールに刺激を受けながら、funs brewingはこれからも、日本の食文化とビールの可能性を広げていきます。
ぜひ、受賞した「華灯」を味わってみてください。

華灯はECサイトからご購入いただけます(要冷蔵)
👉華灯1st(Strong)3本セットご購入ページ
👉華灯2nd(Light)3本セットご購入ページ

>飲食店・法人のお客様はこちらからご注文ください(Best Beer Japan)
直営店 funs brewing BEERHOUSE OSAKAでも常時ご提供
大阪・堀江の直営店 funs brewing BEERHOUSE OSAKAでは常時華灯のStrong / Lightを樽生でつないでおります。
大阪にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
出典:インターナショナル・ビアカップ2026受賞ビール一覧
インターナショナル・ビアカップ2026カテゴリーチャンピオン一覧